最近そこかしこで目にするようになった『VR』の2文字。技術的には歴史があるものだが、コンシューマー市場では2014年ごろからひょっこり認知が高まって、2016年に大きく市場が動いた結果、いまに至るといった状況だ。業界としては過渡期に入る以前の段階であり、デバイスや規格、仕様が林立している状態にある。そのため、ちょっと目を離すと事情が変化しているなんてことはザラだ。逆を言えば、「ちょっと乗り遅れたかな?」と思っている人でも、今から知識を仕入れて遅すぎるということはない。
そこで今回は、コンシューマー市場のVRにおける前提知識、および2017年の動向をチェックしつつ、遊べるテクニックや特定層を多大に刺激するキラーコンテンツを見ていこう。