なんだか寒いです。寒波襲来なんて言われると、あたたかい格好をして部屋でゴロゴロしていたくなります。そうなると意外に困るのが部屋着です。薄いと寒いですし、ゴテゴテと着込むと動きにくい。
あったかくて、しかもリラックス感がある……そんなアイテムはないものでしょうか。というわけで、アスキーストア担当に、人気の製品を聞いてきました。
着る毛布の究極進化系がコレだ(と思う)
―― こんにちは。
担当 お疲れ様です。今日はどうしたんですか?
―― 部屋が寒いんですよ。エアコンを動かしてもいいんですが、節約したいからなるべく使いたくなくて。つまり、部屋でダラダラできて、しかもあったかいというアイテムがほしい。
担当 相変わらず欲望に忠実ですね……。ともかく、そういうことなら、「BIBILAB(ビビラボ) 冬のダメ着 2017年モデル」(7992円)。暖房の出番を抑える、地球と財布に優しいエコアイテムです。
―― 要するにフリース素材の部屋着ですよね。
担当 まあそうなんですが……。売れているんですよ、これ。頭のてっぺんから足の先まで、まるごと包み込むので、空気が逃げません。あたたかいという点では、なかなかこれにまさる部屋着はありません。ワンピース構造ですから、上着がめくれてお腹が冷えるとか、ウエストゴムでお腹が苦しいとか、そういうストレスとも無縁です。
―― リラックスできそうというのは、わかりますけども。
担当 こう見えていろいろな工夫があるんです。手の部分は指の出し入れ自由な可変ミトンで、親指だけ出したり、手首だけ出したりできる。足部分は先まですっぽり包み込むようになっていて、ボタン開閉式。足が出せますし、ソックス部は邪魔にならないようふくらはぎの裏のバンドで固定可能。固定バンドで足首を絞ることもできます。
―― 何だかまあ、一応、使い勝手が考えられてはいるんだな……。
担当 毛足長めのフランネルフリース生地を採用して、静電気防止加工を採用したほか、洗濯機での丸洗いも可能です。ただフリース生地の性質上、タバコ、ヒーター、コンロなど火気のそばでは使用しないでくださいね。
―― 洗えるのは重要ですね。製品の性質上、汚れは不可避ですから。
担当 また、お尻部分の開閉部がジッパーなので、トイレも着たまま行けます。一般的な便座サイズを参考に、開口部のサイズを45cmに広げています。
―― トイレに行くときぐらい、脱いだらどうですかね。
担当 そういう需要もあるということで……。
―― しかし、確かに自堕落なアイテムですね。こんなのが売れスジになっちゃうのか。大丈夫なのかな、今の日本は。
担当 (あなたもこういうものがほしいと言っていたのでは……?)寒い室内でも快適に過ごせますし、それこそ“寝落ち”してもあったかいままですから、体調を崩しにくくなるかもしれませんね。就寝時にも便利かも。
―― 着たまま眠るというのも、アリといえばアリですね。布団や毛布がはだけても冷えにくいだろうし。
担当 身長165cm以下ならMサイズ、180cm以下ならLサイズがオススメ。カラバリはMサイズがピンクとブラウンの2色、Lサイズがネイビーとレッドとグリーンの3色です。
―― 一度着たら、快適だしあったかいしで、脱げなくなりそうなのが怖いな。これを着て出勤しても許されるでしょうか。
担当 ダメだと思います……。