(株)ジャストシステムが15日発表した「マーケティングトレンドに関する調査【2016年版】」によると、マーケティング担当者が2016年に最も注目したキーワードは「人工知能・AI」(38.8%)となった。
同調査は同社のネットリサーチ「Fastask」を使用したネット調査。対象は企画・マーケティング・広報・販売促進・市場調査・分析(リサーチ)担当の20~50代男女479人。調査期間は7~12日。
16年に注目したキーワードは、2位が「ポケモンGO」(36.7%)、3位が「ドローン」(32.4%)、4位が「ビッグデータ」(31.5%)、5位が「IoT」(26.9%)、6位が「VR/AR」(25.1%)だった。
17年に注目したいキーワードは、1位が「人工知能・AI」(38.6%)、2位が「IoT」(25.3%)、3位が「VR/AR」(24%)、4位が「ビッグデータ」(21.3%)、5位が「ドローン」(17.7%)、6位が「動画メディア」(13.4%)となり、16年に注目されたキーワード「ポケモンGO」と「ドローン」は、17年度では注目度が低くなった。
媒体としての注目度は、「インターネット」(スマホ以外)が76.4%で1位、「スマホ」は70.8%で2位となった。スマホは15年の調査から13.3ポイント増加し、注目度が高まっている。
マーケ担当者の情報源にするSNSは、「LINE」が80.2%、「Facebook」が79.1%、「Twitter」が71.4%だった。