ピクセラは、2016年12月3日に東京の表参道にて、Sofar Sounds Tokyoと音楽ライブシーンでのVRライブ配信に向けた実証実験を行なったと発表した。
Sofar Soundsとは、2009年にロンドンでスタートしたDIYをモットーとする無料音楽イベントのこと。今回の実証実験では、VR映像のさらなる臨場感向上を目指して、新しい機材構成をもちいた撮影方法の実証と、VR映像素材の収集を実施したという。
新たな取り組みというのは、4K解像度を180度の視野角に適用することで解像度の高密度化と、ステレオコピック3D撮影を行なうことによるVR映像の立体視を両方実現したとのこと。この撮影で得られた新しい形式のVR映像を、ピクセラで開発しているVR専用プレイヤーアプリにて視聴することで、これまでの360度映像よりも、さらにリアリティーのある体験ができる。
これらの実証実験の結果は、今後の撮影機材、撮影方法の改良、VR専用プレイヤーアプリの開発に有効活用されるとのことだ。