性能×コスパ×コミュニティーでVRクリエイターを支え続ける
VRで社会に新しい価値を、その現場で「G-Tune」が選ばれる理由
「4つの条件を満たすはほとんどない。VR開発マシンの選択肢は一択」
宇都宮氏がVRの機材に関して相談を持ちかけたのが、2016年1月から会員になっていた株式会社Psychic VR Lab代表取締役CEOである山口征浩氏だった。Psychic VR Labは、VRを使ってファッションに特化したショッピングの体験を提供するプラットフォームを開発しているスタートアップだ。
2015年12月には、伊勢丹新宿店で開催された企画「ようこそ、ISETAN宇宙支店へ ~わたしたちの未来の百貨店~」をNORIKO NAKAZATO氏らと企画。そこで山口氏は、新しいファッションの売り方を提供することに挑んだ。VR空間に取り込んだ商品を紹介してくれるというものだ。
「ご縁があって、伊勢丹で展示をやるのでPCを貸してくれませんかとマウスコンピューターさんにお話をさせていただきました。余ってるPCを貸してくれないかなと思っていたら、最先端のスペックを盛り盛りにしたものを貸していただきまして、来場した人にいい体験を提供できた、というのがよかったですね」(山口氏)
宇都宮氏からVRで使うマシンについて聞かれたとき、「迷わずG-Tuneと即答した」という山口氏。山口氏は15年前からマウスコンピューターのPCを使っている筋金入りのヘビーユーザーであり、当初は価格重視で選んでいたそうだ。
「手頃な価格で性能もいいので、もう選択肢はG-Tune一択という感じです。もうひとつの理由は、コミュニティーに対して積極的に力を入れていること。2013~14年は、VR機器とPCとの相性の問題が頻発しており、情報も少なかったんです。でもマウスコンピューターさんはかなり早い段階からVRに手を付けていて、提供される情報もありがたく、VRコミュニティーにはVRデバイスとG-Tuneに関する情報が集まっている、といった状況だったんです」(山口氏)
山口氏がG-Tuneを気に入っていることは、会った瞬間にわかった。発売されたばかりの「NEXTGEAR-NOTE i5530 シリーズ」を小脇に抱えていたのだ。ハイパワーグラフィックスのGeForce GTX 1060を搭載する15.6型ノートであり、すでにこのマシンを持って海外出張に行ってきたばかりだという。
「展示会でVRのデモを行なうため、PCを持ち運ぶことが多いんです。ハイスペックで、コストパフォーマンスがよく、製品に関する情報が豊富にあって、さらに持ち運びが便利という4つを満たす製品となると、選択肢はほとんどありません」(山口氏)
山口氏は、普段からG-TuneのPCで新たなサービスの開発を行なっている。この日は実際にG-TuneのデスクトップPCに接続したVRヘッドマウントディスプレーをかぶり、デモを体験させてもらった。
コントローラーを持った手でアパレルのブランド名にタッチすると、まず広大な空間に放り出された。SF映画の中にいるような世界観の中、目の前には商品である衣服が陳列されている。歩いて製品の後ろ側に回って見ることも可能だ。ブランドをイメージしたBGMが流れるだけでなく、上を向けば、巨大なスクリーンに世界観を表したムービーも。商品にコントローラーを向ければ説明がポップアップし、トリガーを引けば購入することもできる。
これは現在開発中の「STYLY(スタイリー)」というサービス。アパレルのアイテムをVR空間の中に持って行く仕組みを開発し、その世界観も手軽に構築できるそう。2017年に本サービスをリリースする予定とのことで、とても楽しみだ。
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