パナソニックは11月17日、メガホン型翻訳機を活用する多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」を発表した。公共機関など業界の法人向けに12月20日から提供開始する。36ヵ月契約で、価格はオープン。
日本語を英語、中国語、韓国語に翻訳して再生できるという。このため、空港、駅といった交通機関、ホールやスタジアムのほか、テーマパークや観光地などさまざまな場所や場面で、来場者をスムーズに誘導できるとしている。
また案内文を基本定型文として、メガホン型翻訳機におよそ300文を登録。ワード選択機能も搭載しており、単語の組み合わせにより全体でおよそ1800パターンに対応可能だという。
さらにメガホンヤクは、定型文の管理や更新、ソフトウェアのアップデートなど、メンテナンスをするためのクラウドサービスを提供。ユーザー独自の定型文の追加にも対応できるとしている。