富士通の小型デスクトップ“DHシリーズ”の2016年秋冬モデル「ESPRIMO WD1/A3」の販売が開始された。同モデルはウェブ上でスペックを予算や用途に合わせて調整できるカスタムメイドモデル。今回はその外観を紹介しよう。
設置場所を選ばない小型と低価格なのがウリ
「ESPRIMO WD1/A3」は、約幅55×奥行き191×高さ186mm/約2.1kgとデスクトップPCのなかでも小型・軽量なのが特徴。その大きさは外付けHDDくらいになっている。縦置き以外に横置きにも対応しており、設置場所を選ばない。メインPCの横に配置してセカンドPCとして利用したり、TVに接続してのVOD視聴やブラウジング、スマホやカメラで撮影したデータを再生する機器としての利用も考えられる。
光学ドライブは小型モデルのPCだと搭載できないもの多いが、「ESPRIMO WD1/A3」は本体側面にスリムタイプのものを搭載できる。カスタマイズで「無し/DVDスーパーマルチドライブ/BDXL対応 Blu-ray Discドライブ」から選択できるのもうれしい。
CPUはCeleron G3900TからCore i7-6700Tまで
メインPCとしての利用もできる
カスタマイズのバリエーションは第6世代(SKylake)のCPU「Intel Core i7-6700T(2.8GHz~3.6GHz)」「Intel Core i3-6100T(3.2GHz)」「Intel Celeron G3900T(2.6GHz)」に加え、4/8/16GBのDDR 4メモリーや約500GB/1TB HDDまたは約256/512GB SSDを指定できる。
もちろん、CPUをCore i7-6700T、メモリーを16GBも載せたら、3Dを多用するオンラインゲームなどは内蔵グラフィックスのためちょっともっさりしてしまうが十分にメインPCとしての利用も可能もできる。
ただ、高スペックにしてしまうとそのぶん値段も跳ね上がるのが問題。「ESPRIMO WD1/A3」は最小構成の場合だと6万6096円(11月16日(水)14時まで利用可能な15%オフ割引クーポン利用時)という安価で購入できるというのも魅力の1つ。割り切って最小構成にするのも十分にアリと思える。
ちょっと知識が必要だけどユーザー自身でカスタマイズ
ちなみに、筐体側面の開けると簡単に内部にアクセスができた。メーカー保証外になってしまうが、ASCII.jp読者なら最小構成で購入してしまって自前でカスタマイズして低価格でスペックアップといった荒業も行なえる。「小型PCだけど中身はカリカリチューン」というのは、IT好きなら好きな人は多いハズ。自分だけの「ESPRIMO WD1/A3」を検討してみてはどうだろうか。