LEVEL∞の15.6型ゲーミングノートPC「Lev-15FX097-i7-TNSV」を検証
デスクトップCPU&GTX 1070搭載ノートはVRと相性抜群だった
2016年10月31日 11時00分更新
ベンチマークの数値はほぼハイスペックなデスクトップ
Lev-15FX097-i7-TNSVの一番の特徴は、デスクトップ用のCore i7-6700(3.4GHz)、GeForce GTX 1070、16GBメモリー、M.2接続の256GB SSD、1TB HDDを搭載する点だろう。そこで、Lev-15FX097-i7-TNSVでどれくらい快適にゲームやVRがプレイできるのか、各種ベンチマークを計測してみた。
パソコンの総合的な性能を計測するPCMark 8の「Home accelerated」は、4927という結果に。ゲームの性能を計測する3DMarkでは、Fire Strikeが13393、Fire Strike Ultraが3862という結果だった。どちらの数値も、ほぼハイスペックなゲーミングデスクトップパソコン並み。ここまでの高スコアを叩き出すノートパソコンは、なかなかない。
また、ストレージの速度を計測する「Crystal Disk Mark」のシーケンシャルリードが2101/秒という結果だったことにも注目したい。M.2接続のSSDを採用しているだけあって、書き込み/読み込み速度はかなり早い。
ゲーム系のベンチマークでは、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」が最高設定、1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で19573(すごく快適)、「ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」が高品質ノート、1920×1080ドット、DirectX 11という設定で17414(非常に快適)だった。「Rise of the Tomb Raider」のベンチマークでは、すべて最高設定にして計測したところ以下の結果になった。
「Rise of the Tomb Raider」の結果 | |
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山頂 | 59.17FPS(min:28.40、max:90.95) |
シリア | 58.18FPS(min:27.07、max:88.33) |
地熱谷 | 58.64FPS(min:29.21、max:70.21) |
総合スコア | 58.69FPS |
Lev-15FX097-i7-TNSVのフルHDディスプレイでゲームをプレイするのであれば、ほとんどのゲームが快適にプレイできる。また、有線接続時に通信を監視し、オンラインゲームの通信を優先して自動的に帯域を調節するKiller LANを搭載しているので、ゲーム中に突然Windowsアップデートの通信が入ってもゲームの通信が落ちることなく、ゲームをプレイし続けられる。
SteamVR Performance Testの結果は、Average Qualityが10.7(非常に高い)、Frames Testedが11541、Frame Below 90 fpsが0(0%)、Frame CPU Boundが0(0%)という結果だった。ほとんどのVRコンテンツがスムーズに動作するだろう。