米Google は2016年10月13日、事実を含むニュース記事を示すための「Fact check」ラベルを Google News に表示することを明らかにした。米国と英国が対象。
同社はこれまで、さまざまな記事を多様な視点で探し出せるように In-Depth や Opinion、Wikipedia、Local Source, Highly Cited、といった様々なラベルを導入してきた。今回、読者が膨大なニュース記事から事実に基づいた記事を探しやすくするためにファクトチェックのラベルを導入する。International Fact-Checking Network をはじめとするファクトチェックサイトの活動が進んだことで実現可能となった。
事実情報の判断は、一般的なファクトチェックの基準のほか、Schema.org の ClaimReview マークアップが利用される。同社はサイトオーナーが ClaimReview マークアップを導入すべきか否かの判断基準をヘルプページで公開している。違反したサイトを発見した場合、Google はそのマークアップを無視するか、あるいは Google News インデックスから削除すると説明している。
ClaimReview
http://pending.schema.org/ClaimReview
Fact Check (Google Help)
https://support.google.com/news/publisher/answer/4582731#fact-checking
Labeling fact-check articles in Google News [Google Journalism & News blog]
https://blog.google/topics/journalism-news/labeling-fact-check-articles-google-news/