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アニメにゲームにVR、用途やプレーしたいゲームでどちらにするか選ぼう!

高コスパでVRやゲームが快適! RX 480/GTX 1060搭載PCの魅力をチェック

2016年10月03日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII

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高コスパでとことんゲームを楽しみたいなら
GeForce GTX 1060搭載パソコンがオススメ

GeForce GTX 1060を搭載する「Lev-C017-LCi7-RNS」

 続いて、GeForce GTX 1060を搭載するLev-C017-LCi7-RNSの魅力について紹介したい。GeForce GTX 1080の詳細は、こちらの記事を参照してほしいのだが、GeForce GTX 1060の魅力は、ミドルレンジのGPUながら、上位のGeForce GTX 1080やGeForce GTX 1070に搭載する機能を、そのまま踏襲している部分にある。

 例えば、超高フレームレート時におけるテアリングをなくす「FastSync」。Fastsyncは、Vsync有効時のティアリングのなさと、無効時の遅延のなさ双方のメリットを享受できる。FastSyncが有効なのは、GTX1080では200~300fpsで動いてしまう軽めのゲームで、特にDirectX9世代のゲーム。また、こちらもFastsync向けで144Hz駆動のディスプレーもBTOでカスタマイズできる。

Simultaneous Multi ProjectionでVRもパフォーマンスアップ

 そのほか、VRで必要な2つ以上(最大16個)の視点から見た映像を、1回の処理で一気に描ける「Simultaneous Multi Projection」を搭載し、VR時はシングルパスステレオによってジオメトリのスループットが2倍となり、レンズマッチドシェーディングによってピクセルのスループットが1.5倍になった。

 これにより、湾曲ディスプレーやマルチディスプレー、VRでのゲームプレーがより快適に楽しめる。前述したとおり、VRを快適に楽しむには90fps以上を維持しないといけないので、Simultaneous Multi ProjectionによるVRでの性能向上は、GeForce GTX 1060でVRでゲームをプレーするためには必要不可欠な存在なのだ。

 そのほか、ゲーム内で好きな場所、角度から、ディスプレーの物理解像度以上(最大で縦横32倍、ドット数は1024倍)の解像度で撮影できるスクリーンショット機能「Ansel」など、ゲームをより楽しむための機能も盛り込まれている。ゲームを快適にプレーに特化したゲーミングパソコンで高コスパのパソコンを探しているのであれば、Lev-C017-LCi7-RNSがオススメだ。

GeForce GTX 980に迫る性能、GeForce GTX 1060のベンチマークをチェック

 GeForce GTX 1060を搭載するLev-C017-LCi7-RNSの性能について、こちらもベンチマークを計測してみた。

 3DMarkでは、Fire Strikeが10985、Fire Strike Ultraが3034、Sky Diverが28341という結果になった。

Fire Strike

Fire Strike Ultra

Sky Diver

 ゲーム系のベンチマークでは、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」が最高設定、1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で19533(すごく快適)、ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマークが最高品質、1920×1080ドット、DirectX 11という設定で15536(非常に快適)という結果に。バイオハザード6 ベンチマークは17643(RANK S)という結果になった。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」

ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

バイオハザード6 ベンチマーク

 SteamVR Performance Testの結果は、Average Qualityが7.9(High)、Frames Testedが9903、Frame Below 90 fpsが0(0%)、Frame CPU Boundが0(0%)という結果だった。フレームレートが90fpsを下回っていないほか、QualityのグラフもほぼHigh以下にはなっていないので、十分VRを楽しむことができるだろう。

SteamVR Performance Test

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