アマゾンジャパン合同会社は20日、Amazon.co.jpに国内外の知育・学習玩具を集めた特設サイト「知育・学習玩具ストア」を開設した。同時にAmazon初の「知育・学習玩具大賞」も発表した。
知育玩具部門大賞は、同じサイズの木の板を積み重ねて多種多様なものを作れる木のおもちゃ『カプラ200』(KAPLA社)、学習玩具部門大賞は子どもが国旗や地図を楽しく覚えることができる『世界の国旗かるた』((株)学研ステイフル)がそれぞれ受賞した。
同賞は、Amazonユーザーから高評価を得たおもちゃから、専門家の知見やユーザーの声を参考に「子どもの知的発達や好奇心をかきたてる遊びができる」ものを選定した。知育玩具は2~6歳、学習玩具は3~6歳を対象とした。
審査員特別賞は『アンブロックBASICシリーズ』((株)マーゼンプロダクツ)など4品、アイデア賞は『わごむパターンボード』((株)くもん出版)、Amazon特別賞は『プログラミングロボ コード・A・ピラー』(マテル・インターナショナル(株))など2品がそれぞれ受賞した。
同社が6月に実施した知育・学習玩具に関する意識調査では「親の70%以上が知育玩具に対する高い関心と購入意欲があるが、購入頻度は高くない」という結果が出た。その理由に「効果が不透明」「欲しいものが見つけられない」など、商品選択の情報が不足していることがわかり、同社はこうしたニーズに対応するため、国内外の商品を取りまとめた同ストアを開設した。同ストアは、年齢や用途別に検索ができ、同賞の受賞商品を含め、Amazonならではの品揃えを充実させている。