導入されるのは「HTC Vive」
グリーとアドアーズ、VR常設のアミューズメント店舗開設とオリジナルVRコンテンツ開発で業務提携 第一弾として渋谷にVR常設アミューズメント店舗を開設
2016年08月30日 14時27分更新
グリーとアドアーズは8月26日、新しいエンターテイメントの提供に向け、オリジナルのVRアトラクションの開発と、VR専門のアミューズメント施設の開設において業務提携に合意したと発表した。
この業務提携は中長期的なものとされる。第一弾としては、2016年度内を目処に、アドアーズが渋谷で運営する店舗の一部のフロアを改装して、VRアトラクション常設型のVR専門アミューズメント施設を開設する。
この店舗では、アドアーズが施設の企画開発および店舗運営を行ない、グリーが同店オリジナルのVRアトラクションゲームの開発を行なう。
このことは2016年3月10日に発表された、グリーとHTC社のVR事業に関する業務提携による初の案件となる。そのため、アドアーズの施設に導入されるのは「HTC Vive」となる。
また、将来的には、VR専門店舗で開発したVRソフトなどの国内および海外でのライセンス販売、スマホとの連携アプリの企画・開発までを視野に入れているという。
グリーはVR事業として、VRコンテンツに特化した専門開発部署、GREE VR Studioを2015年11月に立ちあげている。ゲームだけでなく、映像や体験型コンテンツなどの幅広い領域での開発を手掛けているため、このVRアミューズメント施設がどのようなものになるか楽しみだ。