米アップルが「不正ユーザーの生体情報を収集する」という特許を出願していたことが判明し、大きな話題となっている。
3月に出願された特許で、iPhoneなどの指紋認証を搭載する端末にてユーザー権限のない指紋を収集して記憶するという。拾った(または盗んだ)iPhoneを使おうとしたユーザー指紋や不正アクセスを試みた回数、さらにはカメラ画像や音声などのデータを収集し、サーバーに送信するという。
不正アクセスを試みる(iPhoneを盗む)ユーザーの生体情報を収集はセキュリティ維持や犯罪捜査にはかなりの効果があると考えられる。とはいえ、個人情報保護という観点から見れば法的には微妙なところにあり、米国をはじめとして大きな反響を呼んでいる。