朝日新聞社は、Youtubeにて、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの会場周辺で撮影した360°動画の配信を開始した。
有名なコルコバードの丘に立つキリスト像のほか、観光名所であるセラロンの階段、今回のオリンピック出場選手を生んだファベーラ(スラム街)のバトミントン教室、カフェ「コンフェイタリア・コロンボ」、ブラジルの名物料理シュラスコの、合計5本の動画を公開している。
動画一覧はこちらから。
スマートフォンで特設ページにアクセスすると上記5本の動画のリストが表示される。Youtubeアプリで動画を開いたあと、VR表示(2眼表示)モードにして市販のVRゴーグルにセットするだけで全方向を見渡して視聴することが可能だ。
動画は朝日新聞社メディアラボが特注した3D・VR撮影用のカメラを使い、現地に派遣されている映像報道部の取材班が撮影した。朝日新聞社はこれまでも、「いきもの目線」などの360°動画を配信してきたが、今回はより臨場感・没入感の高い動画となっている。
なお、今回の360°動画は、東京都千代田区の三井住友銀行東館1階アース・ガーデンで開催中の「リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック報道写真展」の会場でも8月19日まで体験することが可能だ(報道写真展は9月23日まで開催)。