Googleが新OS「Fuchsia」を発表したり、ソフトバンクがARMを買収したりと、何やら派手なニュースで盛り上がっているIoT界隈。これからはWeb開発者だって、ブラウザーやアプリの枠を超えたIoTガジェットやシステムを作る時代になりそうですね。
そこで、Web開発者がIoT(っぽいもの)の試すのに役立ちそうな記事を紹介します。Raspberry Piなどのボードコンピューターを使って、アイデアをすぐに形にする楽しさを体験してみましょう。
1. Rasberry PiとIBMのWatsonをつなぐ
『これは遊べる!Raspberry PiとIBM Watsonで作るIoTに世界のWeb開発者が熱狂』(WPJ)
『いま何度?→WatsonのAPIとラズパイ繋いだらスタバのカップがしゃべり出した』(WPJ)
IoTっぽいことを体験してみるなら、まずはRasberry Piですよね。ただ、LEDライトを光らせるだけだとおもしろくありません。そこでIBM WatsonのAPIとRaspberry Piのセンサーをつないで、紙コップが気温を読み上げる、ちょっと楽しいIoTガジェットを作るチュートリアルです。
2. Raspberry Pi を本気で使うなら
『Raspberry Pi 準備編』(宮城大学こじ研)
もっと初歩からRaspberry Piをじっくり使い込んでみたいなら、こちらのコンテンツがおすすめ。初期設定から始めて、C言語+GTKによるアプリ開発,ハードウェア制御,カラー液晶ディスプレーの接続など詳しいチュートリアルです。
3. あまったラズパイの活用方法
『スタバからでも自宅にイケる!Raspberry Piで専用VPNサーバー作ってみた』(WPJ)
Raspberry Piを買っていろいろ作ったものの、そのあと使い道がなくあまってしまって…というときも大丈夫。この記事ではVPNサーバーとして活用する方法を紹介しています。
4. JavaScriptでいろいろできちゃうTesel 2
『わっ、これはおもしろい!Web制作者が楽しめるIoT「Tessel 2」を触ってみた』(WPJ)
Raspberry Piはちょっと…という開発者には「Tessel 2」がいいかも。ものすごく簡単なJavaScriptのコードで制御できるので、IoTっぽいことがもっと手軽に体験できちゃう、とってもわくわくするコンピューターなんです。
5. みんなが大好きなトイレ監視システム!
『IoTを使ってトイレを監視! 』(ICS MEDIA)
IoTといえばまずトレイの監視…というくらい鉄板ネタなっていますが、こちらの記事ではArduino(アルドゥイーノ)とるMilkcocoaというサービスを使った手軽な方法を紹介しています。親切でとても理解しやすい記事です。
6. じっくりしっかり取り組みたいなら
『Arduinoで始めるWeb技術者のためのIoT入門』(@IT)
もう少し腰を据えてじっくり取り組んでみたいときにはこちらの連載がおすすめ。Arduinoの使い方から、最終的にはスマホで部屋の温度を把握し、エアコンの電源を制御するアプリを作る、本格的な内容です。
7. IoT案件に取り組む前に読む
『もうすぐIoT案件がやってくる!?フロントエンド開発が備えたい5つの視点』(WPJ)
最後はこちら。IoTっぽいことを体験したあと、実際の仕事に生かしたくなった開発者へ知ってもらいたいことのまとめ。おもにフロントエンド開発者とデザイナー向けの内容ですが、目を通しておくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか? これからIoTに取り組もうとしている人に役立ちそうな記事をセレクトしてみました。ぜひ、チェックしてみてください。