株式会社SHIFTは、8月12日よりVRコンテンツの検証サービスの提供を開始すると発表した。
このサービスの導入にあたって、ソフトウェアテストサービスで培った独自のノウハウを活用する、VRコンテンツ検証専門チームおよびVRコンテンツ検証スタジオをテストセンター内に設置。エンターテイメント領域のコンテンツはもちろん、エンタープライズ領域のVRコンテンツの開発もサポートする。
VR元年の今年、VRコンテンツは様々な産業において多く登場するとみられている。しかし、VRコンテンツには、乗り物酔いに似た症状を引き起こす「VR酔い」など、人体への影響も懸念されている。安全性・快適性に配慮したVRコンテンツの開発がVR産業の発展には必要不可欠だ。
SHIFTではソフトウェアテストサービスで培ったノウハウ、検証データと、3D映像やヘッドマウントディスプレイ、VR映像に関する多くの研究成果を元に、VRコンテンツが正確に動くかどうか、「VR酔い」など人体への影響といった安全面、ストレスなくコンテンツを体験することができるかという快適性の評価をこの検証サービスで行う。
また、検査するVRコンテンツによって検証内容の比重を変えることで、適切な検証工数によるテストの実施と検証観点の漏れを防ぐ。
SHIFTは今後、バイタルデータを活用し、VRが及ぼす人体への影響度をより精度高く検証していく予定だという。