2016年秋を予定。教育などゲーム以外のコンテンツ配信の場所として
HTC、Vive向けにSteam以外の独自プラットフォーム「Viveport」
2016年08月15日 13時14分更新
HTCが、HTC Vive向けのVRコンテンツを配信するプラットフォーム『Viveport』を2016年秋からグローバル向けにローンチすることが明らかにした。
現在HTC Vive向けのプラットフォームとしては『Steam』があるが、中国では『Steam』は合法化されていない。そうした中国市場向けに、『Viveport』は2016年4月に発表されていた。
中国以外での『Viveport』は、主に教育などゲーム以外のクリエイティブなコンテンツを配信するプラットフォームとして、『Steam』とともに展開される予定だ。
HTCによると、現在『Viveport』には数千人の開発者が携わっており、すでに100以上のアプリケーションが配信されているとのことだ。
現在HTC Vive向けのコンテンツはValve社が運営するSteam経由でコンテンツが配信されている。元々PCゲームを配信しているSteamでは、映像体験などのコンテンツも注目を集めるVRにおいて、それらゲーム以外のコンテンツが配信しにくい状況があったのではないかと推測される。
果たして『Viveport』がどれだけ充実したプラットフォームとなるのか、注目したいところだ。