株式会社カヤックの連結子会社であるカヤックハノイは、VR素材制作の受注を開始することを発表した。あわせて、コーポレートサイトのリニューアルも行われた。
カヤックはこれまで、Gear VR向けゲーム『Little Witch Pie Delivery』の配信、Oculus Rift向けVRコンテンツ『シドニアの騎士』、またスクウェア・エニックスのスマートフォンゲーム『乖離性ミリオンアーサー』の展示用VRデモなど開発するなど、VRに積極的に取り組んでいる。また、カヤックのVR制作を紹介するWebサイト「VR部」をGoogle CardboardなどスマホVRに対応させることも行ってきた。
こうした流れの中で、カヤックハノイは2016年2月よりカヤックグループ傘下として、主にカヤックの自社ゲームおよび受託コンテンツの素材制作に関するオフショア開発拠点として機能しており、現地採用エンジニアによる高クオリティなCG素材制作を強みとしている。
また、上記に書いたような多くの実績を誇るカヤックのVR専門チーム「VR部」と連携することで、CG素材制作からVRシステム開発までワンストップで制作することが可能だ。
ゲームを中心に培ったCG制作ノウハウを活かし、目的に合わせて最適なVRコンテンツ向け素材を提供するという。
制作費の一例としては、
- キャラクターモデリング・モーション一式: 15営業日 15万円
- 背景素材モデリング: 20営業日 15万円
となっている。
カヤックハノイは今後、公式サイトにおいてVR開発メニューや事業展開を発信していく予定だ。