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ANA、中国向け越境EC物流ソリュ-ションを開始へ

2016年07月26日 09時19分更新

記事提供:通販通信

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 ANAホールディングス(株)は25日、越境ECの物流会社(株)ロケ-ションホールディングス傘下の(株)ACDに出資し、中国の新通関制度に対応した事前通関型の中国向け越境EC物流ソリュ-ション「新越境EC物流サービス」を9月から開始すると発表した。EC貨物の新通関申告制度への対応と高速一貫輸送により、安全・確実で早期の輸送が可能となる。

 「新越境EC物流サービス」は、すでに世界109ヶ国での実績がある越境ECプラットフォーム「マルチリンガルカート」を運営するACDのノウハウを活用したサービス。ACDとANAグル-プの物流会社である(株)OCSの中国現地法人(OCS中国)が連携し、新たに開発する事前通関用商品登録システム「EKKYO.NET」と、ANAグル-プの高速一貫輸送を組み合わせた日本初の中国向け総合越境ECソリュ-ションとなる。

 中国向けEC貨物の輸送・通関で課題となる消費者への遅配・未達を解消し、今年4月から開始されたEC貨物の新通関申告制度への対応、高速一貫輸送により、中国向け越境EC市場・日本の越境EC事業者の健全な成長を支援する。今後はACDの既存顧客や国内大手家電量販店などの越境EC事業者に向け、ACDによる越境ECモールの運営なども検討する。

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