PM2.5/PM10対応、空気の状態をスマホに表示するほこりセンサー

2016年06月28日 11時00分更新

PM2.5対応 Bluetoothほこりセンサー「REX-BTPM25」

　SHARP製PM2.5センサモジュールを搭載したBluetooth接続のほこりセンサーをご紹介します。

PM2.5/PM10の飛散量を数値化

　ラトックシステムのPM2.5対応 Bluetoothほこりセンサー「REX-BTPM25」は、SHARP製PM2.5センサモジュールを搭載したBluetooth ほこりセンサーです。大気中を浮遊している花粉・ハウスダスト・タバコの煙等の飛散量を計測し、専用アプリと連携して計測した結果をスマートフォンに表示します。通信距離は見通し30mです。

　本製品ではPM2.5とそれ以上の粒子の大きさを判別し、それぞれの粒子について浮遊する濃度を計測します。製品本体には、PM2.5/PM10を計測するセンサーほか、温度・湿度・照度・気圧センサーも搭載。アプリではこれらの計測データと同時に温度と湿度から算出した不快指数も表示。活動スケジュールの調整や気圧による体調変化の管理などに役立つとしています。スマホが手元にない時も、PM2.5またはPM10（あらかじめアプリで選択）の飛散量を本体LEDで確認できます。

　背面のボタンを押すと計測を開始。AQI（空気質指数）に基づき、レベル1（とても少ない）～レベル6（非常に多い）の6段階で表示します。緑LEDが多いほど飛散量が少なく、レベル4（多い）を超えると橙LEDが点灯しはじめます。

　本体には容量2600mAhのバッテリーを内蔵。1時間ごとの連続計測で約4日間使用可能です。常時給電時は、添付のUSB-ACケーブルを使用してコンセントに接続します。雨粒の進入を防止する簡易防滴構造を採用。マンションのベランダや軒下に設置し、外で飛散する花粉や黄砂などの量を屋内から確認することも可能です。

　1回のみ計測する「今すぐ計測」のほか、指定した時間間隔（5分・10分・30分・1時間・3時間・6時間・12時間ごとから選択）で計測する「自動計測」の機能を搭載しています。計測値を項目ごとにグラフ表示し、大気状態の変化を視覚的に把握することができます。PM2.5・PM10については計測値が指定したレベルを超えた場合、本体ブザーを鳴らしたり、スマホの通知センターにお知らせする設定ができます。