15.6型のワイド液晶でタッチパネル搭載のスタンダートなノートPC「LIFEBOOK WA3/Z」。第6世代の最新クアッドコアCPU「Core i7-6700HQ」(2.6GHz)を採用、標準構成ではメインメモリー8GB、512GB HDD搭載だが、メモリーは16GBに、ストレージは1TB ハイブリッドHDD、256/512GB SDDへの変更を行なうことができる。
重量は約2.5Kgあるので気楽に持ち運びというには不向きかもしれないが、スペックを犠牲にして軽くしているモバイルノートとは違い、どこに持ちだしてもハイスペックな環境で作業できるのは魅力だ。
富士通の直販サイト「富士通WEB MART」での標準構成では21万5784円だが6月29日までは21%OFFクーポンの適用で17万469円で購入することができる。
外観は従来モデル「LIFEBOOK WA3/W」と大きな差はない。カラーは「シャイニーブラック」と「プレミアムホワイト」の選択が可能。共にツヤのあるトップパネルで質感は高い。単純に黒や白の艶有り塗装ではなく、パールパウダーが配合されていて高級車で見かけるマイカ塗装のような雰囲気を持っている。
本体サイズは横約378mm、奥行き約256mm、高さ約27.4mm、質量約2.5Kg。15インチクラスのノートマシンとしては標準的なサイズだが結構薄いほうだ。バッテリー駆動時間は公称値では約4.5時間。常時使いっぱなしということもないので実用性は十分だろう。側面インターフェイスは以下になる。
GPUこそ無いものの、CPUの性能は高く3D系のソフトをバリバリに使う用途でないなら十分な性能だ。デジカメで撮った画像の閲覧やRAWデータの処理でももたつく感じはなく、実用性は高い。
また文字入力用ソフト「ATOK 2015 for Windows」は標準で付いてくるのはうれしい。購入時のオプションでオフィスを選択すれば購入してすぐに何にでも利用可能だ。ビジネス用途からホビー用途まで幅広く使えるPCと言えるだろう。タッチパネル採用とはいえ、15インチクラスで、光学ドライブ内蔵のノートマシンとしては薄いので、持ち運んで使うのも苦ではない。