第7回 教育ITソリューションEXPOの東芝クライアント・ソリューションブースを見てきた
東芝の教育向けICT機器やアプリにグループ学習の未来を感じた
2016年05月19日 18時54分更新
5月18日から20日まで、東京ビッグサイトで教育分野の専門展「第7回 教育ITソリューションEXPO」が開催されている。その中で、東芝クライアント・ソリューションが教育に役立つITソリューションの展示や、導入例の公演などを実施している。
教育ITソリューションEXPOは、教育分野におけるICT機器、デジタル機材、eラーニング各種学校向けサービスなどが一堂に展示される学校向けIT専門店。企業ブースでは、展示のほか、教育分野で活躍する人たちがITソリューションの導入事例を解説する公演なども実施されている。
東芝クライアント・ソリューションのブースは、展示ブースとメインステージに分かれており、メインステージでは3日間で計27コマの公演を実施。教育分野で活躍する様々な人が講師となり、東芝のICT機器の導入事例を紹介する。
展示ブースは、プロダクトゾーン、地域学習ゾーン、学校教育ゾーンに分かれている。プロダクトゾーンでは、教育現場で活躍している東芝のノートパソコンやタブレットを展示し、実際に触れて性能を確かめることが可能だ。地域学習ゾーンでは、東芝のクラウドソリューションや、eラーニングソリューションを展示。ブーススタッフから詳しい説明を聞ける。教育学習ゾーンでは、グループ学習など教育向けのアプリを展示し、実際に体験できる。
ICT機器を使った学習に興味はあるけどよくわからない……
そんな悩みを解決する全部入りのスターターパック
私が個人的に気になったのは、ブース入口の中心に展示してあった「dynaSchool おてがるICTパック」という学校向けICTセットだ。ICT機器を導入したいけどよくわからないという教員が、スターターパックとして導入しやすいように1セットに集約したパック。ICT機器収納タブレットPC充電保管カート、児童・生徒用タブレット(dynabook Tab S80)×10、先生用ノートパソコン(dynabook R82)、ソフトウェア、無線アクセスポイント(エレコム製)、短焦点プロジェクター(エプソン製)などがセットになっている。
ICT機器収納タブレットPC充電保管カートは、タブレットやノート、プロジェクターなどパックに含まれる機器をすべて収納でき、使用しないときは鍵をかけて管理できる。カートのACコードをコンセントに接続するだけで、タブレットの無線LAN環境が整うほか、10台のタブレットを同時に充電も可能。カート背面には取手がついているので、コンセントがあるところであればカートを移動させて利用できる。
また、dynabook Tab S80には、アクティブ静電結合方式のデジタイザーが標準で付属。クロックスと同じ素材を採用し、スタンドとしても使用できるタブレットケースも同梱している。そのほか、教師向けの講習会もパッケージに含まれており、準備から片付けまでの詳細を説明してくれるという。
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