そこで、G-Tuneの「NEXTGEAR-NOTE i5710」シリーズ

ゲーミングノートはゴツくて持ち運べない! なんて思っていませんか

文●鈴木誠史/ASCII.jp

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ヘアライン加工を施した天板。キーボード面のパームレストにも同じ素材が使われており、高級感あるデザインとなっている

カバンにスッと入る! スリムなデザイン

 筆者のゲーミングノートPCのイメージは、高いスペックを備える代わりに「ずっしりした重みと厚さがある」というものだった。もちろん現在も大型なノートはあるが、それは“GPUを2基搭載する怪物ノート”といった極端なモデルだったりする。一般的な3Dゲームをプレーする程度のスペックのモデルなら、スリムでデザインにもこだわったPCが増えてきている。

 NEXTGEAR-NOTE i5710シリーズもそのひとつ。本体サイズは幅385×奥行275×高さ27mmで、重量は2.5kg。決して軽くとは言えないが、27mmのスリムなゲーミングノートは、ほかの荷物も入ったリュックに入れて持ち運ぶことができた。

手前側とヒンジ側とで厚さが変わらないのもポイント。閉じた状態で平らになるため、カバンの狭いスペースにもスッと入ってくれる

左側面。HDMI端子、USB 3.0端子×1、mini DisplayPort端子×2がある

右側面。S/PDIF端子、マイク端子、ヘッドフォン端子、マルチカードリーダー、USB 3.0端子×2、有線LAN端子がある

音が鳴らないクリックボタンがうれしい

 使えば使うほど気になってくるのがキーボード、クリックボタン、タッチパッドの使い心地だ。NEXTGEAR-NOTE i5710シリーズを使ってみて気づいたポイントのひとつに「タイピングとクリックの音がほとんど鳴らない」ことを挙げたい。

 キーボードとクリックボタンは同じ構造を採用しており、どちらもふかふかと軽いタッチで入力できる。キーストロークは2mmで、深く押し込めるためミスタッチが少なく済んだ。大きめのタッチパッドはスクロール操作がしやすく、ウェブの閲覧も快適だった。

キーピッチ19mmのフルサイズキーボード。キーストロークは2mmで、快適にタイピングできた

白いLEDバックライトを搭載。光量は5段階から調節できる

マウスコンピューター/G-Tune