イオングループのデジタル事業を展開するイオンドットコム(株)はこのほど、伊藤忠テクノソリューションズ(株)(CTC)が提供するチャットやファイル・タスクを共有化するビジネスコミュニケーションサービス「tocaro」を導入した。
同サービスは、WEBやスマートフォンアプリから、複数人でのグループチャットや1対1でのチャットをリアルタイムで行うビジネス向けクラウドサービス。簡単な打ち合わせはオフィスを移動せずにグループチャットで実施できる。
イオンドットコムは、幕張オフィス(本社機能・デジタル事業の運用機能)と渋谷オフィス(新規開発の部署)の部署間の効率化を図るため、チャットアプリケーションを導入した。また、プロジェクトごとのメーリングリストの設定や管理、スマートフォンやタブレットでのファイル共有、送信ミスに伴うセキュリティのリスクの改善なども見込んでいる。
同サービスの導入後は、従来不足していた会議室の利用を効率化。社内メールの代替となり、約4割の社内メールの削減を実現した。イオンドットコムでは、5月から全社での利用を予定している。