Q4 SIMロック解除はどうやって行なう?
A4 キャリアショップでも可能だが、ネット経由なら無料で簡単
SIMロック解除の手続きはキャリアショップでも受け付けてくれるが、混雑していれば待つ必要があるし、手数料もかかる(3240円)。前述のガイドラインでは、ネット経由での手続きは無料で行なうことを求めており、実際に3キャリアとも無料で可能だ。
具体的な方法は「My docomo」など、各キャリアのサポートページに情報が記されているが、まず端末を識別するためにIMEIという1台ごとに付けられた番号が必要になる。このIMEIは[設定]→[一般]→[情報]とアクセスすることで確認できる。
また、もう1点注意したいのが、知人などから譲られた中古端末やすでに回線を解約している場合。ドコモとソフトバンクは購入者本人であれば解約から90日以内、auはそもそも購入者以外でも可能で、それぞれキャリアショップで手数料を払うことで手続きができる(購入後半年の経過も同時に必要)。
Q5 SIMロック解除のデメリットはある? とりあえずしておいたほうがいい?
A5 デメリットは基本的にない。中古ショップの下取り時にプラスの可能性も
SIMロックを解除をしても、現在契約中のキャリアのSIMは変わらずに利用できるので、デメリットは基本的にないはず。また、ネット経由であれば手続きは無料なので、格安SIMへの移行や海外旅行の予定を考えていない人でも、とりあえずSIMロックを解除しておくのはありだろう。
ただ、新iPhoneを購入した際、旧端末の下取りに出す人も多いはずだが、キャリアのサービスではなく、中古携帯ショップで売却する場合は、SIMロックが解除されていると下取り価格が上乗せされる、購入後半年以上経ったiPhoneはSIMロックが解除されていることが下取りの条件になる、といった状況が今後発生する可能性はある。