カードプールを限定することで、初心者でもデッキを構築しやすくなる

『ハースストーン』のデッキ構築戦に大きな変更、直近2年のカードのみ使用可能に

2016年02月03日 17時11分更新

文● 松野/ASCII.jp

『ハースストーン』がフォーマット制を導入へ

 Blizzard Entertainmentは2月3日、デジタルカードゲーム「ハースストーン」の対戦形式に新フォーマット“スタンダード”を追加すると発表した。

 スタンダードで使用できるカードは、土台となる基本・クラシックのカードセットに加え、その年と前年に追加されたカードのみ。こうしたカードプールの限定は、人気カードゲーム『Magic: The Gathering』などでも採用されており、ゲームバランスを安定させる、新規プレイヤーがデッキを整えやすくなるなどのメリットがある。フォーマット形式での対戦は、2016年春の新カードセットが追加された段階で開始される見込みだ。

 なお、スタンダードで使えなくなったカードも、すべてのカードが使用できるフォーマット“ワイルド”の対戦では使用可能。今回のフォーマット追加により、ランク戦はそれぞれのフォーマットに分けて実施する形式となり、カジュアルの対戦相手も構築したデッキのフォーマットに合わせてマッチングされる。

またフォーマット制の導入に合わせ、同時にデッキスロットが最大18に拡張される予定だ。

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