大日本印刷(株)は4日、複数メーカーの各種ソフトウェアをクラウド環境で利用できるECサイト「DNPソフトウェア販売サイト hyakka(ヒャッカ)」をオープンした。
「hyakka」では、企業が業務に必要なソフトウェアを月額課金型で利用でき、ハードウェア保守やソフトウェアのバージョンアップ対応などにかかる情報システム関連費用や資産管理の負荷を削減できる。企業は購入するソフトウェアをインストールする必要がなく、管理者用のマイページ機能から、購入した全ソフトウェアを一括管理できる。ソフトウェアはデザイン制作や営業・販促支援、会計管理・労務管理や社内コミュニケーション、情報セキュリティなど約100点。2016年度中には約200点に拡充する予定。
ソフトウェアの月額利用料(税抜き)は、「Adobe Creative Cloud」グループ版コンプリートプラン(1年間利用の場合)で6980円、「Office365」関連で540円からとなっている。DNPは、中小企業などを中心に同サービスを提供し、2020年度までの5年間の累計で50億円の売上を目指す。