顧客の購入履歴や行動に基づくマーケティング施策を自動化する「マーケティングオートメーション」(MA)が注目されている。だが、MAツールには高価な製品が多く、導入にあたって顧客データの統合などの工数が必要なため、中小企業まで広がっていないのが現状だ。
そうした中、MAの仕組みを中小企業が構築する方法を解説するセミナー「清水 誠がZohoの限界に挑戦〜中小でも実現できるマーケティング・オートメーション」が、10月21日に都内で開催される(主催=ゾーホージャパン)。安価に利用できるクラウドサービス「Zoho CRM」などを組み合わせ、MAに取り組んだ地ビールメーカーの事例を紹介する意欲的な内容だ。
講師は、『[清水式]ビジュアルWeb解析』の著者で、Webアナリストである清水誠氏。同氏は、「Zoho CRM」「Zoho SalesIQ」「Zoho キャンペーン」を連携させ、購入履歴にサイト上の回遊行動を加味したスコアリングにより顧客をセグメント化。リアルタイムの判定結果に応じて、サイトに表示するコンテンツや自動送信するメールの文面を切り替える、といったMA化に取り組んだという。
大きな投資が必要になりがちなデジタルマーケティングの仕組みを、トップWebアナリストはどのように実現したのか。低予算でデジタルマーケティングを強化したい中小企業には大いに参考になりそうだ。
清水 誠がZohoの限界に挑戦
〜中小でも実現できるマーケティング・オートメーション
- 日時
- 2015年10月21日(水) 10:30〜12:30(開場 10:15)
- 主催
- ゾーホージャパン
- 会場
- 3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 B105 マルチスペース
- 定員
- 50名
- 参加費
- 無料
詳細・申し込みはゾーホージャパンのサイトから。
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