エミライは10月13日、韓国のTVLogicのオーディオブランド「aurender」の新製品「N10」「N100H」「X725」を発売すると発表。発売は2015年11月6日からを予定している。
ネットワークオーディオトランスポート「N10」
N10はPCM/DSD出力対応ネットワークオーディオトランスポート。4TBの内蔵HDDと240GBのキャッシュ用内蔵SSDにより、ネットワークオーディオのサーバーや、USB-DACを接続してハイレゾ対応のプレイヤーとして利用できる。OSにはオーディオ再生向けのカスタマイズを施したLinuxを採用。内蔵SSDをキャッシュとして利用することで、音楽再生中の内蔵HDDの動作を最小限度とし、徹底した省電力動作を実現しているという。
背面にはUSB 2.0出力端子やギガビットイーサネット端子のほか、同軸デジタル、光デジタル、AES/EBUの出力端子を搭載し、DoP(DSD over PCM)によるDSD出力に対応。なお、iPad対応専用コントローラーアプリでの操作も可能だ。
本体サイズはおよそ幅430×奥行き353×高さ83mm、重量は約12kg。カラバリはシルバーとブラックの2色。予想実売価格は107万円前後。
幅215mmのコンパクトな「N100H」
N100Hは、幅215mmのコンパクトなPCM/DSD出力対応ネットワークオーディオトランスポートで、光/同軸デジタル出力などは搭載しない。DSD (DSF、DFF)、WAV、FLAC、ALAC、APE、AIFF、M4Aなど多くのメジャーなハイレゾ音源をサポートする。内蔵HDDは2TBで、キャッシュ用として120GBのSSDも内蔵。N10とおなじく、iPad対応専用コントローラーアプリでの操作も可能だ。
本体サイズはおよそ幅215×奥行き355×高さ55mm、重量はおよそ4.6kg。予想実売価格は45万5000円前後。
プリメインアンプ「X725」
X725は、USB-DAC、プリアンプ、パワーアンプの機能を網羅したインテグレーテッドアンプ。192KHz/24bitのPCMおよび、5.6MHzまでのDSDネイティブ再生が可能。内蔵DACチップにESS Technology製のES9018K2Mを採用したことなどが特徴。
筐体はアルミニウム製で、ICEPOWER製のアンプモジュールや、USBオーディオ向けに専用設計したUSBインターフェース基板を搭載している。iPad用/Android用のコントロールアプリにより操作が可能。
本体サイズはおよそ幅215×奥行き355×高さ55mm、重量はおよそ4.7kg。予想実売価格は38万円前後。