「ピクチャ・イン・ピクチャ」でさらに自堕落になれる
「ピクチャ・イン・ピクチャ」は、今のところSafariから使用できる機能で、埋め込まれた動画を画面の四隅に移動させて再生できるようになる。サードパーティー製アプリでは、TwitterアプリやYouTubeアプリなどが独自に「ピクチャ・イン・ピクチャ」的な機能を取り入れているが、それをSafari上で行なえるようにしたと考えるといい。
近年は、動画コンテンツや動画での解説も増えてきているため、だらだらと動画をチラ見しつつウェブサイトをチェックできることの重要性は高く、これもPC的な路線だといえるだろう。
「Split View」との併用も可能で、最大で3タスクを1画面内に表示できる。iPad mini 4ではやや手狭に感じてしまう人が多そうだが、iPad Air 2ではちょうどいい感じだった。発売予定のiPad Proでも同様の快適さといえるだろう。
ともあれ、軽量なiPad miniシリーズでこれができると、寝転がりながらの操作がとても快適なので、とりあえず、iPad mini 2以降であれば、iOS 9にして「Slide Over」をいじってみるのもいい。それだけでも「Split View」が使えると便利だろうと楽に想像できるはずだ。
