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網膜走査型のレーザーアイウェア、CEATECの富士通ブースで先進技術を見た

2015年10月08日 20時09分更新

文● オオタ/ASCII.jp

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 7日から幕張メッセで開催中の「CEATEC ジャパン 2015」の富士通ブースでは、網膜にレーザーを走査してディスプレーを表示する新しいアイウェア「RETISSA」が体験展示中だ。

レーザーによる網膜走査型アイウェア「RETISSA」

こちらのユニットと接続して利用する

 こちらは、フレームの内側の超小型レーザープロジェクターから網膜に画像を投影する新しい技術。直接レーザーを網膜に走査するので、視力やピント位置の調整を必要としないのが最大の特徴だ。レーザーを走査することによる網膜の影響は連続8時間使用しても影響がないレベルだという。

 カメラ機能を利用して、掲示物や新聞・雑誌などの閲覧や、外界映像を見ることもできる。スマホやタブレットなどのデジタル機器に接続して、映像を楽しむことも可能だ。2015年度末には視覚支援機器として製品化し、作業支援やエンターテイメント用途で展開していくとのこと。

 レーザーアイウェアのほかにも、空中に手書きで文字入力できる指輪型ウェラブルデバイスや靴に内蔵できるセンサーモジュールなども展示していた。

足の動きや圧力、曲がりなども計測し、Bluetoothでスマホに情報を遅れるセンサーシューズ

こちらは靴に内蔵しているセンサー。将来的にはワイヤレス充電も可能になるそうだ

空中への手書き入力を可能にする指輪型ウェラブルデバイス。

漢字にも対応していたが、現状だと一筆書きでしか認識できなかったためかなり難しそうだった

ブース入り口では、最新スマホやPCも展示中だ

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