回路設計や電源ユニットの随所に、ノイズの発生を抑えるための工夫を施している。システム部とストレージの電源生成回路を分け、またそれぞれに専用の50W電源ユニットを搭載させることでストレージから発生するノイズを抑える。LAN端子のLEDが点滅することでノイズが発生することもあるとし、LED消灯機能を実装した。
HFAS1-H40(HDD搭載モデル)の実効容量は2TB。2台の2TB HDDに同じデータを同時に書き込むRAID1(ミラーリング)方式を採用する。HDDはウェスタンデジタルの「WD AV-GP」を使用している。USB端子を備えており、別売の外付けHDDを接続して3重の同期型バックアップを行なうことも可能だ。
HFAS1-S10(SSD搭載モデル)の容量は1TB。容量500GBの「Samsung 850 EVO」を2基搭載している。こちらも同じく外付けHDDによるバックアップが可能となっている。本体サイズは両機種とも幅350×奥行350×高さ64mmだ。
「e-onkyo music」で購入した楽曲を自動ダウンロードできるなど機能面も充実。楽曲データの管理ソフトは「Twonky Server7」を搭載。アーティストやアルバム別に管理できるほか、楽曲の追加順や拡張子による分類も可能。wavやflacに加え、最大11.2MHzのDSDにも対応している。
fidataは家電量販店への流通は行なわず、オーディオ専門店で販売を行なう。10月16日から東京・晴海で開催される「オーディオ・ホームシアター展」のアイ・オー・データ機器ブースでも試聴が可能だ。