「NeXtScale System nx360 M5」サーバーノードを最大4GPU構成に
レノボ、高密度x86サーバー向けのGPU拡張トレイを発表
2015年08月19日 06時00分更新
レノボ・ジャパンは8月18日、高密度型x86サーバーノード「レノボ NeXtScale System nx360 M5」向けの拡張トレイ、「NeXtScale PCIe 2U NeX トレイ」を発表した。4つのフルサイズ/ダブルワイドのGPUやコプロセッサーを内蔵可能。

レノボの「NeXtScale PCIe 2U NeX トレイ」(写真はNeXtScale System nx360 M5ノードに取り付けたところ)
NeXtScale System nx360 M5は、ハーフラック(2分の1U)サイズのx86サーバーノード(関連記事)。これに接続する今回発表のトレイは、最大4つのフルサイズ/ダブルワイドのGPUやコプロセッサー(「NVIDIA Teslaシリーズ」や「NVIDIA GRID GPU」「Intel Xeon Phiコプロセッサー」)を内蔵可能にする。これにより、実質1.5U相当のスペースで4GPU構成の高密度サーバーを実現する。
GPUを高密度実装することで、ビッグデータ分析やテクニカルコンピューティング、ディープラーニング、CGレンダリング、CAD on VDIといったソリューションに適するとしている。
NVIDIA Tesla K40内蔵の同トレイを装着したNeXtScale System nx360 M5ノードは、ダイレクト価格321万2400円から。また、NVIDIA GRID(TM) K2内蔵の同トレイを装着したNeXtScale System nx360 M5ノードは、ダイレクト価格284万2400円からとなっている(いずれも税抜価格)。出荷開始は10月1日から。
