マウスの人気モバイルノートに新モデルが登場
3万円台で買えるSSD搭載ノート「LuvBook C」の魅力は価格だけじゃない
LuvBook Cには、モバイルノートに省かれがちな「拡張性」や「打鍵感」がある
しばらくLuvBook Cを使ってみて、本体が小型なわりにインターフェースが充実しているのが魅力的だなと感じた。右側面にUSB 2.0端子×2、有線LAN端子(100BASE-TX)、マルチカードリーダーを装備し、左側面にUSB 3.0端子、ヘッドフォン出力、マイク入力、HDMI出力端子、VGA端子を備えている。
変換アダプターいらずで有線LANを利用できたり、外部ディスプレーをつなげるなど機能を拡張できるのがうれしい。外付けHDDなどの接続に向くUSB 3.0端子があるのもいい。このあたりは、(LuvBook Cと同じく持ち運びやすさを特徴とする)2in1タブレットにはない魅力だ。
キーボードにはしっかりした打鍵感があり、キーが押し返してくるような感覚をおぼえた。筆者はキーストロークの浅いものを使っているためか長くタイピングしたあと指が少々疲れてしまったのだが、つまりそれだけ打鍵感があるということだろう。
また、スペースキーやWindowsキーなど一番下の段のキーが小さめだが、この原稿を執筆するうえでは特に気にならなかった。Enterもスペースキーもこれだけの面積があれば十分だ。
本体色のブラックは光沢があり、角度によっては明るいグレーのようにも見える。黒は指紋が目立ちやすいというイメージがあったが、表面は指紋汚れがつきにくく、またふき取りやすかった。
3万円台から手に入るリーズナブルなノートPCだが、ハード面の使いやすさや質感には特に悪い点が見つからなかった。
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