ソフトバンクグループ(株)と(株)ベネッセホールディングスの合弁会社Classi(クラッシー)(株)は8日、米国のKnewton, Inc.(ニュートン社)とパートナーシップ契約を結び、学校の学習支援クラウドサービスで、アダプティブラーニング(適応学習)ソリューションを提供すると発表した。Classiのプラットフォームを使う生徒に、個別に最適化された学習問題を提供できるようになる。
今回のパートナーシップ契約でClassiは、生徒へ個別最適化された学習問題を提供することができ、生徒の学習効果などの向上に期待をかける。第1段階として、2015年夏から高校での実証実験を開始する予定。ニュートン社のパートナーシップ契約はClassiが初。ニュートン社の20カ国にわたるグローバルな出版社、大学、教育機関などのパートナー企業のメンバーにClassiが加わった。
アダプティブラーニング(適応学習)とは、学校・教師・教育系企業がテクノロジーの活用し、教材を生徒それぞれの理解・習熟度・異なるニーズに合わせてその生徒個人に最適なものを個別に提供する教育・学習方法。世界的に注目を集めている。