(株)良品計画が8日発表した2016年2月期第1四半期決算(3月~5月)は、売上高が前年同期比16.2%増の773億6200万円、営業利益が同44.1%増の95億4700万円、純利益は同65%増の60億3200万円となった。
東アジア地域事業が好調で、営業収益が同68.7%増の193億円、利益は173%増の38億7000万円だった。中国・台湾・香港が大幅な増収増益となり、特に中国では店舗数を27店拡大し、売上高は同193.9%増となった。
国内事業の売上収益は同3.3%増の528億7200万円、利益は同8.1%増の57億6700万円となった。衣服・雑貨の「オーガニックコットン」シリーズや、食品部門の「カレー」シリーズ商品が好調だった。外国人旅行客への対応で、4月から全国39店舗で開始した免税販売サービスも売上に貢献した。ネットストアは、売上高が同6.8%増だった。