ソニーは6月3日、Blu-ray Discプレーヤーの新製品「S1500」および「S6500」を発表した。
それぞれ2014年モデル「S1200」および「S6200」の後継機となり、小型化や起動、読み込みの高速化を図った点が特徴。特に、DLNA対応やWi-Fi対応、Blu-ray 3D Discの再生などに対応するハイエンドモデルのS6500は、S6200とくらべて幅がおよそ10.5cmコンパクトな約25.5cmとなっている。ディスクのロード時間は、公称でおよそ2秒程度高速化したという。
UIも一新。従来のリスト形式のものから、コンテンツがタイル状に並んだものへと変わり、各コンテンツへのアクセス性を高めている。このほか、DSD(5.6MHz/1bit)、DSDIFF、DSF音源の再生に対応(S6500のみ。192kHz/24bitまでのFLACは、両機種とも対応)するなど、音楽再生能力も高めている。
またS6500のみとなるが、YouTubeの動画やUSBメモリーから再生する動画の映像など、フルHD解像度の映像を4K解像度にアップコンバートする機能をそなえる。
今秋のサービス開始が予定されているストリーミングサービス「NetFlix」に対応するのも大きな特徴のひとつ。リモコンに設けたNetFlixボタンで、テレビの電源オンとNetFlixサイトへのアクセスが同時にできる。
価格はオープンプライスで、実売予想価格はS6500が2万1500円前後、S1500が1万3000円前後。いずれも6月20日に発売の予定だ。