ヤマト運輸(株)は6月、ECモールや自社サイトの受注・発送管理を一元化するEC支援サービスを開始することがわかった。サービス名など詳細は非公表で、同サービスは6月1日に正式発表される予定。
同サービスは、ヤマトグループのシステム会社が開発した独自システムを利用。個人商店や中小企業が導入しやすいように、初期費用なしで利用できる。これまで消費者向けに提供していたコンビニで荷物を受け取る「宅急便受取場所選択サービス」も利用できるようになる。また、ヤマトグループが持つ物流センター・サービスセンターなどの配送網を活用し、首都圏内の発送は即日配送が可能となる。
ヤマトのグループ会社では、物流センターでの在庫管理から受注管理・発送に至る自社の物流システムを、通販会社に向けて提供している。新たなEC支援サービスも、これらのサービスが関連するとみられる。