アップルが15インチ「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」(以下、Mid 2015)を発表した。ラインナップは「15インチ:2.5GHz Retinaディスプレイ」「15インチ:2.2GHz Retinaディスプレイ」の2種類。直販価格は、2.5GHzが28万2800円からで、2.2GHzが22万4800円から。それぞれ税別だ。
外観デザイン/インターフェース類は従来モデルを継承し、CPUは2014年発売モデル(以下、Mid 2014)と変わらないものの、外付けGPUとして「AMD Radeon R9 M370X」を新たに採用。スループット最大2GBps、PCIe 3.0(4レーン)ベースのフラッシュストレージも搭載している。またバッテリー駆動時間が1時間長くなり、最大9時間のワイヤレスウェブブラウジング、最大9時間のiTunesの動画再生時間が可能となった。Mid 2014と比べてしまうと悩ましいものの、2世代以上前のモデルを利用している方なら、食指の動く性能となっているはずだ。今回2.5GHz版をお借りできたので、ベンチマークをザックリ掲載しておこう。詳細は後日掲載するレビュー記事をチェックしてほしい。
新GPUのAMD Radeon R9 M370Xは、アップルのMid 2015紹介ページ最下部にある脚注によれば、Intel Core i7-4870HQ(2.5GHz)/AMD Radeon R9 M370X(2GB)搭載のMid 2015試作モデルと、Intel Core i7-4870HQ(2.5GHz)/NVIDIA GeForce GT 750M(2GB)搭載のMacBook Pro(Mid 2014)と比較して、最大70%高速化しているという。「Tomb Raider」「Formula 1 2013」「Batman: Arkham City GOTY」それぞれの内蔵ベンチマークを利用しているとのこと。詳細は該当ページを参照してほしい。