MacでBGMを流すとき、iTunesを立ちあげて曲を再生し、画面を別のアプリに切り替えて作業を始めるという人は多いだろう。しかしこの場合、iTunesが後ろに隠れるので再生中の曲名がわかりづらいし、操作するにもiTunesウインドウを一番手前に表示させる必要があり、何かと不便だ。なるべく作業スペースを確保した状態で、iTunesの再生機能をサクっと使いたい。
こんなときはiTunesのミニプレイヤーが活躍する。iTunesを起動するとまず大きなウインドウが表示されるが、ウインドウ上部のインジケータにあるアルバムのサムネイルをクリックすると、ミニプレイヤーに表示を変更できるのだ。
ミニプレイヤーにはさらに2つのサイズがあり、ミニマムなのはコントローラだけの表示だ。しかし停止・前後の曲へ移動や、楽曲の検索、「次に再生」など、基本的な操作は十分備わっている。
また、サムネイルかその左にある拡張ボタンをクリックすることで、プレイヤーを拡大表示できる。アルバムアートワークを楽しみたい人は、こちらの表示モードがオススメだ。
それぞれの表示モードでは、リストボタンをクリックすることで、次に流れる曲が一覧で確認できる。時計のアイコンをクリックすれば再生履歴も見られるので、以前再生したもののなかから曲を選び「+」ボタンをクリックすれば、「次はこちら」の再生リストに追加できる。もちろんダブルクリックですぐに再生を開始することも可能だ。
「次に再生」や「次はこちら」機能が通常のウインドウだけでなく、ミニプレイヤーでも編集できるのは意外と知られていない。作業のお供としてiTunesを使うなら、ぜひ覚えておきたいTipsだ。