マウスコンピューターが解放する「デジタルフォトの可能性」

CP+2015展示の新デスクトップ「MDV For Photo」の全貌が明らかに

文●鈴木誠史/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「MDV For Photo」

 マウスコンピューターは2月10日、フォトグラファー向けデスクトップPC「MDV For Photo」シリーズを発表した。発売日は2月23日を予定している。

 フォトグラファー向けPCとして、「写真のデータ取り込み」「保存」「高速レタッチ」「カラーマッチング」に特化。データの転送速度や待ち時間、色ズレなど、デジタルカメラ利用時に想定される問題を解決するトータルソリューションとしている。

 23万6520円の「MDV-GZ7000S-DP」、29万520円の「MDV-QX7000B-DP」をラインアップする。主なスペックは以下の図を参照してほしい。

「MDV for Photo」シリーズの主なスペック

「トータルソリューション」を掲げる

USB 3.0カードリーダー搭載、Lightroomインストール済

USB 3.0対応カードリーダーを搭載。写真データの転送速度を向上させる

Adobe Photoshop Lightroomをプリインストールする。RAW現像をはじめ、写真データの一元管理もできる

HDDは着脱可能。高速SSDも併載

 「MDV-GZ7000S-DP」は240GB SSDと3TB HDDを、「MDV-QX7000B-DP」は240GB SSDと2TB HDDを搭載する。さらにリムーバブルベイを備えており、フロントパネルからHDDを着脱できる。

SSDとHDDを両搭載。高速性と大容量を両立する

「まるでメモリーカードを差し替えるような感覚で、使いたいHDD を着脱することが可能」という

最大メモリー容量は64GB

メモリーは64GBまで拡張可能

リアルタイム処理に優れたCPUを搭載することで、補正処理を遅延なくプレビューできるとした

最適なディスプレー、プリンターのセット販売も

 両モデルとも22万6800円の上乗せで、24.1型ディスプレーの「EIZO CX241-CNX」、遮光フード「CH7」、蛍光灯スタンド「Z-208-EIZO」、プリンター「PIXUS Pro-10」がセットになる。

、色表現にこだわるディスプレーとして「EIZO CX241-CNX」を採用

「PIXUS Pro-10」は広色域再現、カラーマッチングが可能

90日間無料のクラウドバックアップサービス

 「MDV For Photo」購入特典として、容量無制限のクラウドバックアップサービス「AOSBOX Cool」を90日間無料で利用できる。また、カラーマッチングとプリンターの調整を行なう出張設置サービスもある。サービスの料金体系は後日発表する予定だ。

「AOSBOX Cool」を90日間無料で利用できる

出張設置サービスも利用可能

 本製品は、2月12日~15日にパシフィコ横浜で開催する「CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2015」のマウスコンピューターブースで実際に試用できる。