配偶者やパートナーと電子書籍を共有できるようになった
アマゾンは先週金曜、ユーザーが電子書籍を共有できる新たなサービスなどを含む、様々な機能が追加されたKindleリーダーの新たなソフトウェア・アップデートを発表した。
新たな「Family Library」でユーザーは、配偶者やパートナーのアマゾン・アカウントの書籍にもアクセスできるようになる。このオプションは、KindleおよびKindle Voyage、Kindle Paperwhite向けのソフトウェア・アップデートによって「今週のうちには」適用される予定だという(日本国内での対応の予定については未確認)。自動のアップデートが待ちきれないというユーザーは、直接アマゾンのウェブサイトからダウンロードすることも可能だ。
今回のアップデートには、書籍中の難解な用語の定義をテキスト上にオーバーレイで表示してくれる「Words Wise」や、「Kindle Free Time Unlimited」と呼ばれるサービスなどが含まれている。名前ではその内容が分かりにくいKindle Free Time Unlimitedだが、こちらは子供やヤングアダルト向けの限られた電子書籍が月額2.99ドルで読み放題となるサービスだ。
Words Wiseは英語初心者向けの機能で、ユーザーは自分の英語レベルや成長度に応じ、スライダーを使って表示される内容を調整することもできる。その他、改良された「X-ray」(書籍の概要などを確認できる機能)や拡張された検索機能、より強化された書籍情報などを含むこのソフトウェア・アップデートの発表は、ブラックフライデー(※)のちょうど2週間前に行われた。
※米国でクリスマス商戦の開始となる、感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の金曜日
トップ画像提供:Mike Licht
Richard Procter
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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら