空港の保安検査場も搭乗口もiPhoneをかざすだけ(もちろん保安検査は通る)でスムーズに
日本航空、iBeaconを活用した搭乗便情報を空港で提供
2014年10月10日 17時05分更新
日本航空(JAL)は10月10日、大日本印刷と共同でiBeacon活用した搭乗便情報提供の実証実験を開始したと発表した。
ユーザーの搭乗便情報をリアルタイムに提供するスマホアプリ「JAL Countdown」(2012年より提供開始)に、iBeaconを活用した新機能を付加。
従来のアプリではアプリを起動して搭乗までの時間(カウントダウン)や各種情報を確認していたが、新バージョンでは空港の保安検査場に近づくとiBeaconに反応し、JAL Countdownアプリにプッシュ通知。お知らせをタップするとアプリが起動して運航状況や搭乗口、搭乗開始時刻を確認できるようになった。また、従来アプリにもあった保安検査場や搭乗口にかざす搭乗用バーコード表示もメイン画面からワンタッチで可能となり、よりスムーズに通過や搭乗できる。
追加サービスを提供している空港は、新千歳、仙台、成田、羽田、小松、伊丹、関西、広島、松山、福岡、那覇、熊本、鹿児島の13空港。10月9日よりサービスを開始している。
JAL CountdownアプリはiOS版とAndroid版が公開されているが、iBeacon対応の新サービスが利用できるのはiOS(iOS 7以降)のみとなる。