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買ったモノや利用頻度、金額などネット通販の利用調査

2014年06月30日 08時38分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ネットショップ運営者のためのビジネス・ポータルサイト「ECのミカタ」は30日、ネット通販の利用動向について調査を実施。結果を発表した。

 ネット通販の利用経験者は83%にのぼり、利用し始めた理由として「実店舗と比べて価格が安かったから」(59%)や「自分の都合の良い時間に購入できるから」(48%)、「思い荷物や大きな荷物を自宅まで届けてくれるから」(39%)などが挙がった。

国内ネット通販を始めた理由
国内ネット通販を始めた理由

 利用頻度は、最も多かったのは「1カ月に1回程度」(35%)で、「2~3カ月に1回程度」(24%)と「2週間に1回程度」(15%)が続く。1回あたりの平均購入金額は、「3000~5000円未満」(43%)が最も多く、以下、「5000~1万円未満」(34%)や「3000円未満」(29%)となった。

国内ネット通販で購入したもの(全体と男女別)
国内ネット通販で購入したもの(全体と男女別)

 ネット通販で購入した品目については、「食品・飲料」(49%)や「CD・DVD」(48%)、「アパレル(洋服など)」(47%)、「雑誌・コミック・書籍」(45%)、「美容・コスメ・健康食品」(38%)が上位。男女別にトップ3をみると、「CD・DVD」と「食品・飲料」は男女ともにトップ3入りし、男性は「雑誌・コミック・書籍」が、女性は「アパレル(洋服など)」がそれぞれ1位にランクした。

海外ネット通販を始めた理由
海外ネット通販を始めた理由

 なお、海外のネット通販について尋ねると、「利用したことがあり、これからも利用したい」という回答はわずか9%。利用者からは「海外にしかないレア・アイテムを手に入れたいから」(49%)や「商品を少しでも安く手に入れたいから」(43%)、「好きなブランドや店舗が海外にしかないから」(17%)といった理由が挙がっている。「利用したことはないが、これから利用したい」は21%と、5人に1人の割合だ。

 国内ではすっかり定着した感のあるネット通販。海外通販サイトにはまだ抵抗があるようだが、少なからず興味・関心は持たれている。

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