先週ロンドンで開催されていた SMX (Search Marketing Expo) London 2014 に、弊社(アイレップ)執行役員の下田昌平がスピーカーとして登壇しました。セッションは "Best Practices For Mobile SEO" で、他に米Google・Maile Ohye(Senior Developer Programs Engineer)、Idea Evolver CEO・Shawn Dragann が講演しました。
下田は ASO (アプリストア最適化)について講演をしました。その中で「2秒ルール」について言及したので紹介します。Google Play や AppStore のアプリ検索結果画面には、アプリのスクリーンショット(画面)を掲載することができますが、多くのアプリ検索者はスクリーンショットでアプリの内容を把握しようとします。しかし、長々と文章を読んで何秒もあなたのアプリについて詳しく知ろうとしてくれるわけではありません。
つまり「2秒」で、あなたがどんなアプリを提供するのか、そのアプリをインストールしたらどんなことが実現できるのかを伝えなければなりません。それができなければ、アプリはインストールしてもらえません(2 SECONDS -- You have 2 seconds to tell what you are)。
ウェブ検索結果がタイトルや説明文、URL の文字列を元に関連性が判断され、クリックが決定されるように、アプリ検索結果ではスクリーンショットが重要なのです。下田は講演内で、ランニングの走行ペースや距離などをリアルタイムで教えてくれるランニング支援アプリのスクリーンショットを具体例として紹介しました。