4月28日は「シニアの日」――。夢の街創造委員会が運営する日本最大級のシニア向けSNSサイト「シニア・ナビ」は28日、シニア層向けイベント「アクティブシニアの日2014」を都内で開催した。
「シニア・ナビ」に投稿された写真の作品展示をはじめ、シニアライフに役立つ「マネープランセミナー」の開催、「人生の終わりに向けての準備活動」となる「終活」の1つとしてのエンディングノート活用法など、さまざまな催しをラインナップするが、なかでも注目したいのは「出前館」による食事の提供だ。
「出前館」は日本最大級の出前・宅配デリバリーサイトで、「シニア・ナビ」と同じくこちらも夢の街創造委員会が運営する。ランチタイムに軽食を提供するのだが、ここで用意されるのがアクティブシニア向けの出前メニューとなる。
宅配・デリバリービジネスは注目市場の1つ。弁当やピザ、ファーストフードなどはもちろん、コンビニ大手のセブン・イレブンも「お食事お届けサービス『セブンミール』」を展開し、宅配・デリバリービジネスに参入している。増加の一途をたどるシニア層をターゲットとして市場が拡大し続けていることが背景にある。
「出前館」は一方で、20日に整体フットセラピーサロンの「ベアハグ」の加盟により、訪問型リラクゼーションサービスを都内の一部でサービス提供開始した。モノだけでなくサービスにも宅配・デリバリービジネスのチャンスを広がっているようだ。