ドクターウェブ(Doctor Web)は24日、ウイルス対策ソフト「Dr.Web for Android」から収集されたデータのモニタリングを実施。その結果を公表しているが、1月にモバイルデバイス上で検出された、望まないプログラムや悪意のあるプログラムは1106万3873件にのぼった。
これは1月1日から30日までに世界で検出された累計で、1日平均では約30万件に及ぶ。最多の58万9172件を記録したのは11日の土曜日で、最も少なかったのは1月1日の29万3078件だった。
検出された大半はアドウェア。望まないアプリで最も多かったのは「Adware.Revmob.1.origin」の126万374件で、以下、「Adware.Airpush.7.origin」の101万6462件で、「Adware.Airpush.21.origin」の68万3738件が続いている。悪意のあるプログラムで最も多かったのは、高額な番号に有料SMSを送信する「Android.SmsSend.749.origin」となっている。