マイボイスコムが1月に実施したゲーム利用に関するアンケート調査によると、前回の2012年1月に実施した同様調査に比べ、ゲーム機やゲーム対応機器の所有状況は、パソコンは前回からトップをキープしている一方、2位は携帯電話をスマホが抜いた。所有率は、パソコンが前回の58.4%から66.6%へ8.4ポイント増、スマホが同15.4%から39.4%へ197ポイントの大幅増、携帯電話が同44.8%から33.2%へ11.6ポイント減となった。
ゲームをプレーする機器については、パソコンとスマホがツートップとなり、以下、Wiiやニンテンドー3DSなどが続く。前回調査との比較ではスマホとニンテンドー3DSが増加し、一方、WiiやニンテンドーDS、ニンテンドーDS Lite、プレイステーション2などは減少した。
前回調査の12年から今回調査までの2年間で、スマホのゲームアプリを楽しむユーザーが増加している状況の変化がうかがえる。そこで、スマホのゲームアプリの利用経験を調査すると、全体では3割弱で10代は7割。スマホ所有者のなかでは6割強にのぼり、前回調査より大きく増加した。スマホゲームユーザーのひと月あたりゲーム利用本数は「1本」「2~3本」がボリュームゾーン。課金ゲーム利用者は2割弱で、ひと月あたりの平均支払額は「100円~300円未満」「300円~500円未満」がボリュームゾーンだった。