サイバーエージェントのママ事業部が運営する「アメーバママ(Ameba mama)」と、日本財団が推進する「ママの笑顔を増やすプロジェクト」は30日、共同で「ママ総研」を設立した。
「ママ総研」は、育児中の女性のリアルな声を集めて調査し、ママの声を社会に発信する活動を実施。「仕事と夢」や「育児環境」、「ココロとカラダ」、「妊娠・出産」、「地域・行政」、「生活いろいろ」など、ママが抱えているさまざまな課題を対象にする。
ママ事業部は、インターネットを活用した母親同士のコミュニケーションや生活をサポートする事業の展開、サービスの開発などを目的として、昨年6月にサイバーエージェントが運営するアメーバ(Ameba)のサービス内に設立。育児中の女性が自宅でも仕事を受けることができるクラウドソーシング事業「ママ&クラウド(mama&crowd)」のほか、ママによるママのためのフリーマーケットイベント「マムズフリマ」などを展開する。
「アメーバママ」もママ事業部が展開する、育児中の女性に向けた最新情報を提供するママ向け情報サイト。ママ同士がブログでつながるママコミュニティ「Amebaママブロ」や、ママのための最新情報を配信するコラムマガジン「アメママ+」にまで活動を広げている。
「ママ総研」では、日本財団が全国20カ所以上で行っているママのニーズ調査を、「アメーバママ」内の特設ページ上でもWeb投稿できる「ポストツリープロジェクト」をはじめ、「アメーバママ」内の特設ページ上で時事問題などさまざまな項目のアンケート回答を募集・発信する「ママ総研Question!」を実施。また、集めた声をもとに、ママに役立つ情報の発信や勉強会の開催など、活動を展開していく。