マカフィーは11月20日、セキュリティー情報およびイベントの管理状況管理システム「McAfee SIEM」の日本語版v9.3.1を発表した。
McAfee SIEMは、イベントやユーザー、システム、データ、リスク、対策などに関する情報を迅速に提供することで、グローバルで発生している脅威状況をリアルタイムに把握できるよう支援する。1日に数十億件のイベントを処理でき、それらのイベントを脅威対策、ユーザーのIDと結びつけ、正確で対策に活用できるインテリジェンスとして提供するという。
Macafee GTI(Global Threat Intelligence) と統合し、リアルタイムのレピュテーション情報とセキュリティイベントを関連づけ、自動的にプロービングやアクティブな攻撃の特定を実現するという。リスクや脆弱性、対策のコンテキストを利用し、正確なリスクスコアの提供が可能。企業がターゲットとするセキュリティ状態に応じて、対策を優先順位づけできる。相関エンジン「McAfee Advanced Correlation Engine」を活用し、脅威や脆弱性を識別し対応が可能だ。
日本語バージョン版v9.3.1ではインターフェースを日本語化する。11月25日より国内で提供を開始する予定だ。